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「高山祭」と言えば、日本3大美祭の一つとして、全国的に知られていますが、「春の高山祭」は、毎年4月14日と15日の2日間にわたって行なわれます。 この高山祭は、4月と10月の年2回行なわれますが、春祭りは、山王様として親しまれる日枝神社の例祭で、別 名「山王祭り」と呼ばれています。
満開の桜の中、動く陽明門とも称される屋台が12台、日枝神社を中心に曳きまわされるその様は、まるで時代絵巻そのものです。

本町一丁目で所有している、春の高山祭で曵き回される12台の屋台の1つです。鯉と波を刺繍した大幕を用い、伊達柱(だてばしら)は黒塗地に鯉の滝昇りの大金具を打ってあります。欄間にも鯉が遊泳する姿の彫刻があるなど、まさに「鯉づくし」の屋台です。

 

琴高台の見送りには、徳川家十六代家達書の琴高仙人の詩がかかれています。

【訳】 琴をよく鼓する琴高仙人は鯉に乗って水中に遊んでいたが、或る日赤鯉に座して仙術で自由自在に天空を飛び回り、どこかへ行ってしまった。わたくしは仙人と一緒に俗世を離れて遊びまわりたいと願ったが、今の私は仙術を身につけているわけではないので、それもできないことだ。

また、替見送りは垣内雲りん(かいとううんりん)の赤鯉にまたがった琴高仙人の図です。


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